米原市議会 2020-03-13 令和 2年総務教育常任委員会・予算常任委員会総務教育分科会(第1号 3月13日)
米原駅東口周辺まちづくりについて、滋賀県の玄関口としてふさわしいにぎわいのあるまちづくりの拠点整備に向けて、県と調整し、東北部工業技術センターの候補地として約8,000平米の市有地と県有地の土地交換と民間の賃貸借契約に向けた手続を進めます。また、米原駅東部土地区画整理事業で整理した市有地の有効な土地利用や販売促進に向けて取り組みます。
米原駅東口周辺まちづくりについて、滋賀県の玄関口としてふさわしいにぎわいのあるまちづくりの拠点整備に向けて、県と調整し、東北部工業技術センターの候補地として約8,000平米の市有地と県有地の土地交換と民間の賃貸借契約に向けた手続を進めます。また、米原駅東部土地区画整理事業で整理した市有地の有効な土地利用や販売促進に向けて取り組みます。
さらに、12月には県東北部工業技術センターの移転方針が示されました。 このことから、各種事業の進捗を契機として、それぞれの開発事業が連動して米原駅東口周辺を新たなまちの核としたにぎわいづくりにつながるよう、関係事業の整備について国・県との協議を進めてまいりました。
一方で、昨年の12月19日の京都新聞でしたが、東口まちづくり事業区域内の県有地の一角に、工業系の試験研究機関、県東北部工業技術センター、現在は長浜と彦根にある庁舎を統合し、JR米原駅東口に移転し、2026年から利用を開始するとの整備方針を明らかにされました。
次に、バルブ産業の支援等につきましては、新たな技術開発による高付加価値製品づくりへの取り組みとして、市内企業が、滋賀県立大学工学部や滋賀県東北部工業技術センターと連携し、新製品の開発に取り組まれています。
そのため、東口まちづくり計画の進捗に合わせて、県と連携して土地の賃貸借に向けた手続と、東北部工業技術センターの候補地として、約8,000平米の市有地と県有地の土地交換のために必要な土壌調査を行います。また、引き続き東部土地区画整理事業で整理しました市有地の有効な土地利用の販売促進に向けて、情報提供に努めてまいります。
また、バイオ大学及び県内大学の教授陣や県の東北部工業技術センター等で、長浜アカデミックサポートチーム、通称NASTでございます、を構成し、本市の重点プロジェクトに当たります小谷城スマートインターチェンジ周辺拠点整備事業において、いろいろ取り組みをいただいて、技術的かつ専門的なご支援をいただいております。6次産業化の拠点構想の推進にご尽力をいただいております。
米原駅東口にある県有地と市有地は、合わせて約3.5ヘクタールですが、滋賀県が東北部工業技術センター移転候補地として、示されました0.8ヘクタールを除いた約2.7ヘクタールが一般社団法人の計画している開発区域となります。
滋賀バルブ協同組合、滋賀県東北部工業技術センターおよび関西大学の産・官・学連携で開発されたビワライト材は、鉛を含まず、リサイクル性や耐圧性能に優れた材料であります。現在、市内鋳物製造会社を中心にビワライト材を使用した鉛フリーの量水器(水道メーター)の製品化を進めておられると聞き及んでおります。
そして、バルブ関係で申しますと、滋賀バルブ協同組合、関西大学、滋賀県東北部工業技術センターの産・学・官の連携によりまして、環境に優しい鉛フリー銅合金「ビワライト」を開発されております。
こうした流れの中、ビワライトは球状硫化物を金属組織上に分散させた新しいタイプの鉛フリー銅合金として、滋賀バルブ協同組合、関西大学および滋賀県東北部工業技術センターの産・学・官による連携のもとで共同開発されました。
なお、地域企業を支える技術者等の人材の確保という点につきましては、湖北管内に公共職業訓練施設、県立テクノカレッジ米原、また技術講習や研修活動を支援します滋賀県東北部工業技術センターが設置され、一定の役割を担っていただいております。 また、湖北管内の企業で組織されています湖北地域雇用対策協議会では滋賀湖北就職セミナーなどを開催され、幅広く地域の内外から人材確保に努められておるところでございます。
現在、本市には岡町に県の東北部工業技術センターの機械電子金属材料部が設置されておりますが、その成果については、市民の十分な評価にあずかっておりません。 本市には、バルブ産業のほかに、仏壇や縫製の地場産業があり、これらに対する支援も急務でありますが、技術者の養成やこれらの支援を生かす技能の育成も大切であります。
また、技術の向上に当たっては、専門的な技術指導が必要なことから、本市所在の滋賀県東北部工業技術センターの機能充実を図っていただくよう、県に対し強く要請しているところでもあります。 産学連携につきましては、昨年希望者を募り実施しました新産業振興フォーラムの中で、立命館大学との交流にも参加いただいたところでもあります。